幻燈のまち

人生につまづいても、歩ける

この先

老いは私に近づいてくる。それは怖くないが、それに乗じてやってくる心の衰退が気になる。自分は閉じこもってしまうのだろうか。全てが「まあいいや」となり、億劫になるかもしれない。それが怖い。自分にできることが少なくなり、そのうち、なにも出来なく…

迷い

今日の山登りは失敗したと思った。 道には迷うし、新雪に足をとられ計画通りに進まず、下山はロープウェイ、視界不良で景色は全く無かった。 帰り道で、地図で現在地を見失ったことやスノーシューの重要性、事前に判っていた情報を活かせないのが悔しく思っ…

どんな気持ち

どういう気持になるか、という興味の持ち方が、自分の関心から遠ざかっている。 あのときは大切だと思いながら、始終頭のなかで、その言葉を繰り返していた。でも普通に暮らしていると、これも大事、あれも大切、すごい発見だ、という気づきが私には多くやっ…

どんな気持ちになるか

例えば、あの山の頂上に立ったらどんな気持ちになるだろうか。こう思うことで私は次に進めるような気がする。 どう感じるか想像する、嬉しくなるか、なにも感じないか、全く違う感じになるかもしれない。失敗になるか成功になるかというわけでなく、自分がど…

気持ちの整理

なぜか、ブログを書くことから遠ざかっていた。 ただ書くことが面倒になったのか、ほかのことが忙しかったのか、わからない。でもあの看板を見つけて山に登ることの気持ちがすっきりとしたから、という自分なりの答えがあった。 そしてなぜまた書くことにし…

自分の気持ち

登山口の看板で、とてもいい文と出会いました。 「登山者とは、山に登ることによって心が充足される人のことである」。なぜこれに惹きつけられたのか。 このブログを始めるずっと前、山を下山しているときに、登山と散歩の違いを考えていました。私はどちら…

紛らわす

運動することで、心拍数を上げて、呼吸を荒くする。脳は身体を動かすことと、酸素を巡らすことだけに集中する。 そうやって私はいろんな問題から避けているのかもしれない。故郷、仕事、私生活、考えは止まらない。 でも、そうやってもがいているだけで、十…

久しぶり

半年ぶりに一人じゃない登山をしました。 会社の先輩が興味を持ったみたいで、近くの山に連れて行きました。 仕事以外の場でその人を見ると、ただのおっさんで、詳しくは書けませんが、あまりいいものではありませんでした。 マナーの悪い人はやっぱりいるも…

昔、女性は山に登らないほうがいいと、そんな時代があったようです。しかし今、山はあらゆる人間に許されて、誰でも好きなように登っています。 そう思うと、私たちがしている登山の歴史というのは、あまり長くないように思います。戦後から今のスタイルの登…

1人でいく

山頂でグループ登山している人たちに出会いました。 賑やかで、煩いし、楽しそうだった。 一人で山に登るようになって半年ぐらい。複数の人と登ることに憧れていたかもしれないが、違うかもしれないと思いました。 一人になりたいから登る。いまはそういう気…

もともと1人

生きてきて32年。生まれた家族をカウントしないとすると、ずっと1人で生きてきた気がする。 今そう思うだけで、高校や大学では友達はいた。だけど今は1人だ。 恋人もいない。3年くらい前に婚活に登録して、そこで半年だけ付き合った?彼女のような存在はいた…

知っていると知らない

今登っている山のことは1度登ったことがあるので、理解している。 ここで案内看板があって左に歩いて、登りきったら左に展望良し、奥に行けばさらに展望良し。 また初めての山でも、事前に地図を見ているので、ここがポイントだということが知っている。 思…

どこでも同じ

どこの職場でも、仕事の上手な人がいて、世話焼きな人がいて、変な人と思われている人がいて、あの人は使えないと裏で噂される人がいて。どこの会社に言っても同じ話題が、昼の休憩場所や職場のなかで出てくる。 不思議です。会社によって人は全く違うはずな…

切断機の前で

私は土曜日も仕事で、たんたんと流れ出てくる商品をきいトレイに移し替えるという作業を半日。昼からは倉庫から原料を出庫して次の作業の準備。 文章にすると、とてもつまらないです。少し悲しくなりましたが、相方のベトナム人が面白いので続けられます。 …

自分のために書く

歩いているといろんなことを思います。 1年前に頼んでおいたシャインマスカットが、親戚と弟のもとへ届いたようです。 LINEで感謝のメッセージが入って、私も注文していたことを思い出しました。そして来年はなにを送るか、歩いて考えました。 あれは前職の…