幻燈のまち

人生につまづいても、歩ける

どんな気持ち

どういう気持になるか、という興味の持ち方が、自分の関心から遠ざかっている。

あのときは大切だと思いながら、始終頭のなかで、その言葉を繰り返していた。でも普通に暮らしていると、これも大事、あれも大切、すごい発見だ、という気づきが私には多くやってくる。

たくさんのことに向き合うと、先に見つけたことが隅に隠れて、多くの大切なことを失ってきたのかとわびしくなる。

ともかく、昨日山を歩いていると、「どういう気持になるか」ということは浮かんでこなかった。そのときは「人生は好きか嫌いかどうか」を思っていた。そして今は「どうしたら興味を失わないか」と考えている。

やっぱり、冬の山はきれいだった。それは今週一番嬉しかったこと。一人で歩くと思考運動になるんだなと、ただ心のなかで思った。

f:id:jyuken0616:20210119175426j:plain